Encounter
1969-1986
Dedicated to a small university on the hill
TANAKA Akio
Sekinan Library
Tokyo
2021
The 2 Edition 2022
邂逅
1969年-1986年
丘の上の小さな大学に
田中章男
石南文庫
東京
2021年
第2版 2022年
Read all the text
Encounter 1969-1986 Dedicated to a small university on the hill
Preface for the 2 Edition
This Memory was first published in Spring 2021.
After publication, several comments were sent to me.
Owing to them, I partly corrected and enlarged the text.
Thanks for the precious comments to my work.
Especially heartfelt gratitude goes to K who is my senior at high school and the scholar of Japanese history. He wrote me a long letter which entered into my subtle feeling with generosity. He will celebrate eighty-eighth birthday this April.
At the beginning of writing, this memory was designed to the thought and teaching of a French literature teacher who died early in his way to deepening his research and university life.
But his death was encircled by much tenderness.
I knew the facts through records and books that touched his life.
So, after publication, I noticed that this essay must be dedicated to all the people who gathered at a small university on the hill, located in the southern area of Tokyo, including the late French teacher, his colleagues and so many people who had loved this university shortly after foundation.
So, in this 2 Edition, the title was changed to Encounter 1969-1986 Dedicated to a small university on the hill. The attached era is my registration year at the university.
Lastly I, saying again, deeply thanks to all who warmly understood my thought for the writing, investigated half-a-century-before minute facts and encouraged me repeatedly for writing on.
TANAKA Akio
Tokyo
18 March 2022
Sekinan Library
第2版への序
この追想は2021年の春に刊行されました。
刊行後、あたたかな幾通かのご手紙をいただきました。
それらを幾度も拝読し、今回、本文の一部を補訂しました。
この追想についていただきました貴重なご意見に深謝します。
ことに私の高校の大先輩で、今春に米寿をむかえられ、なお粛々と歴史研究を続けておられる神山義三先生からいただきました長文のお手紙は、私の内面の微細に至るまでを推し量り、つたないながらに書き上げたことを祝してくださいました。先生は私を中学生の時から知っておられ、その後も折に触れて心にかけてくださり、現在に至っています。
この追想を書き始めた当初、中心をなしたのは、ご自身の研究と大学でのお仕事を深めていた途上で夭折されたひとりの仏文学者へのおもいを書き記すことにありました。
しかし書き進めるうちに、その逝去は、私には想像できなかった多くの優しさによって包まれていたことを知りました。
この機会に初めて披見した夭折の生涯に触れた文章や著作に、それらの事実が詳細に記されていました。
私は初版刊行後、この追想は夭折された仏文学者を中心としながらも、彼とその同僚、また東京の南に位置する創立まもない丘の上の小さな大学に集ったすべての人々とその方々との出会いに、捧げるべきものとおもうに至りました。
従って、この第2版では、題名を『邂逅 1969年―1986年 丘の上の小さな大学に』としました。年号は私が大学に在籍していた二つの時期とその間の非在籍の時期を含めて示しています。
最後に、私がこの追想を書くことへのおもいをあたたかく理解してくださり、また半世紀前となる細かな諸事実を精査してご報告くださり、書き続けることに繰り返し励ましてくださったすべての人に、あらためて心からの感謝を申し述べます。
東京
2022年3月18日
石南文庫
Read all the text
Letter to the library
和光大学附属梅根記念図書・情報館様
2020年秋には、
2021年春にその結果を『 華埜井香澄先生と丘の上の小さな大学』と題して、
その後関係者様からいただきました貴重なご教示を参考とし、
題名も、内容をより包括的に示したくおもい、『邂逅 1969年―1986年 丘の上の小さな大学に』とし、また『第2版への序』をあらたに書き加えて、この一年の経過を略
..............................
第2版への序
この追想は2021年の春に刊行されました。
刊行後、あたたかな幾通かのご手紙をいただきました。
それらを拝読し、今回、本文の一部を補訂しました。
この追想についていただきました貴重なご意見に深謝します。
ことに私の高校の大先輩で、今春に米寿をむかえられ、
私の内面の微細に至るまでを推し量り、
この追想を書き始めた当初、中心をなしたのは、
しかし書き進めるうちに、その逝去は、
この機会に初めて披見した夭折の生涯に触れた文章や著作に、
私は初版刊行後、この追想は夭折されたひとりの仏文学者を中心と
従って、この第2版では、題名を『邂逅 1969年―1986年 丘の上の小さな大学に』としました。
最後に、
田中章男
東京
2022年3月18日
石南文庫
..............................
和光大学は、いまでは創立60年に近く施設も整い、
私が卒業8年後、ふたたび人文学専攻科に在籍していた帰り道で、
半世紀前の和光はそんな素敵な「小さな大学」でした。
そうしたこともあって、題名に年号「1969年―1986年」を
..............................
この作品は現在、
Sekinan Memory / Memory
Sekinan Library / Essay
Sekinan Hills / Memory
内容は、
和光大学の職員の皆様、
和光大学の今後の一層のご発展を祈ります。
2022年3月21日
田中章男